明治二十四年十一月十五日
東京中台平次郎妻いそ身上の願
さあ/\尋ねる事情身の処、いかなる事情ある。旬々話、大抵旬の話治めある。身の処不足なる。不足一つの話仕切って話、どうせいとは言わん。身上事情あれば仕切って日々案じある。案じある処、事情聞き分け置かねばならん。どれだけ事情通り尽す。これは日々事情に受け取る。身上いかなる処であろ。いんねん事情聞き分け。いんねんなら是非という。いんねんなら世上世界の理聞き分け。成程々々いう理、一時どうともあろまい。一時発散の心治めてくれるよう。