明治二十四年十一月一日夜
梶本松治郎、土佐高知分教会の帰途大阪より、だん/\身上の障り上げ下だしに付願
さあ/\一時々々身上、一時身上迫る処、どうなると思う。さあ/\事情々々、さあ/\僅かの日からこれ一つ。前々諭したる処、身上一時という、よく聞き分け。一時諭したる、よう聞き分け。遠く計る又事情計る。一時深き事情聞き分け。更に持たず、実に事情諭し置く。一時一つ事情、万事事情聞き分けにゃ分かり難ない。何か万事さしづは間違わん。心一つからどれだけ間違う。一時身上成るに成らん身上、一時事情ではない。迫る/\一つの心急ぐであろう。一時治め聞き分け。事情治まる/\心、事情取り替えこれ第一。治めば治まる。事情知らん/\道やあろうまい。さしづして置くによって、これよく聞き取りてくれ。