明治二十四年十月三十一日夜
過日二十八日の朝大地震に付、名古屋愛知支教会へ見舞のため宮森与三郎、永尾楢次郎両名出張の願
さあ/\尋ねる処尋ねるまでや。事情大変々々事情理、所々事情聞けばやれ大層、やれ恐ろしい、やれ怖わい、やれ恐ろしい。これまでに話し、刻限事情にも諭したる。今一時遠くほのか話聞こえ分かる。一時の処、一時尋ねる一つの道、一つの道と言えば一つ事情、先ず/\早くという処、受け取る/\。先ず内々から一名二名、一名二名ではあたわん。三名心得。地に事情幾人は諭さん。先ずほのかの事情取り、早く事情に運ばにゃならん。さあ/\早く/\待って居るで/\。