明治二十四年十月二十一日
高安分教会部内光道講第十号に於て大鳥支教会設置の願
さあ/\尋ね出る事情/\、一時事情以て尋ねる理は十分に許す。理はいつでも許す。万事何かの処急いてはいかん。暫くの処、先ず/\定め掛けたる処は受け取る。急く事は要らん。又々の理を重ね。それより世上の処治まる。一時の処にては理は許そ。万事の処取り締まり方、これまでの理は容易な事ではなかったであろ。一寸暫くの処、十分の道を十分に治め。事情は何時にても許すよう。これを聞き取ってくれ。
本部長より願書指令だけして置きましようや、又は預り置きましようや伺
さあ/\一時暫くの処、預かって置くがよい。運ぶ処、何でやろうという心を持たずして、一寸暫く。さあ/\一時暫くの処、預かって置くがよい。運ぶ処、何でやろうという心を持たずして、一寸暫く。
又、押して願
さあ/\尋ねる事情は、さあ/\皆んな安心をさして頼もしい。一時暫くというはよう聞き分け。早くの事情にてハハアと言うようでは一つの理には集まろまい。たんのうさしてこれでならと、何度々々の事情見てみる処にて、日柄という。これだけ諭し置くによって、聞き取ってくれ。さあ/\尋ねる事情は、さあ/\皆んな安心をさして頼もしい。一時暫くというはよう聞き分け。早くの事情にてハハアと言うようでは一つの理には集まろまい。たんのうさしてこれでならと、何度々々の事情見てみる処にて、日柄という。これだけ諭し置くによって、聞き取ってくれ。