明治二十四年十月十五日
清水与之助左の腕何となく痛み、この程おさしづ運び方さして頂きますが未だ速やかなりなせん。他事御知らせ下されますや、増野正兵衞の事運び方行届きませんや願

さあ/\前事情、身の処から尋ねる。それより運び掛けて一つ事情、よう聞き分けて話し掛けてくれ。事情諭してくれと諭したる処治めてある。思わく諭してある。掛かり万事事情は、前以て尋ねたる処から運んで、これ一つ聞き分け。遠く事情から近く事情、万事心寄せてくれ。身の処から尋ね掛けたら、あちらこちら、事情は所という。見分けてやる。聞き分け。それで心という理がある。そこで身に掛かりてある。心許すによりて身に速やか無いという。万事互い運んでくれ。さあ/\よう諭してやってくれねばならん。

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