明治二十四年七月六日
増野いと三十五才居所痛み厳しく、便所より帰る時気失うようになりたるに付願

さあ/\尋ねる事情/\、身の処事情尋ねる。道に一つ運ぶ事情、一つ万事何か事情聞いて、一つ/\事情諭し、事情運ぶ。万事尋ね事情、どういう処身の事情、めん/\こうと一日の日成程、一日の日何か不足無い、身の処長らえて尽す、身の事情あって何度の事情に諭しある。一つには一寸不足あって速やかならんという。聞かにゃ分からん。運ぶ心を映し、事情通る処、ゑんじょうの処、変わっていんねん/\速やか、前々事情分かりゃすまい。堪えられん。めん/\堪えられん日々の事情、いんねん他に不足、一ついんねんめん/\心に諭して改め。前生さんげ、堪えられん世上の理から治め。前々諭し心得の事情、そこえ/\治めにゃどんと心に掛かる。日々暮らす中、安楽心に掛かる/\。事情日々忘れられん/\、事情速やかな心とは思われまい。めん/\先々の処、安楽事情無くばなろうまい。実際事情聞き取る事もある。結構の中、日々世上どうもならん事情、めん/\成程そんな事あろうか、と、必ず思わんよう。思うてはならんで。これをよう諭して十分運んでくれるよう。

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