明治二十四年七月四日
増田とみ身上願
さあ/\事情以て事情尋ねる。身の処どういう事と思う。どうでも一寸治まらん、どういう事と思う。一日送り二日送りたる処、大抵それ/\伝えてある。行く/\事情まで話してある。身上に事情ならん処話し、話聞かす理で身上治まれば理である。聞いた事情で治まれば、事情ありて尋ねるまでゝある。身上事情ありて治まれば、身に不足無い。身に不足無ければ、何も思いはしようまい。これだけ治まりたる事情いつ/\までの事情、身上治まりた事情はさしづまでゝある。この事情諭し置く。