明治二十四年六月二十一日
神道本局員来会事情に付願

さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情というは、今一時始め事情であろうまい。前前以て諭し、何も知らん/\行てこう、心という理がどうもならん。出て来ても思うようなろまい。たすけ一条/\と言うても幾重の理がある。救け救からん事情ある。救けたい救ける理が無い。扶け合い、救ける理が無い、救ける理が無いという。互い/\救け無いと前々より諭してある。どんな事情も諭してある。皆心という理を治め来る。救ける理の元を聞き分け。救ける元は何から出た。長らく事情これ事情から出た事情、ならんたすけ遁られん知りつゝ事情ある。迫られて事情、これは互い/\一つの理どうもならん。救からん事情救ける義理が無い。いつ/\残りゃせん。幾重の理を替え取りばかり、事情治まって治まるまい。どれだけしても治まらん。一つ治まれば二つ三つ。いつまで切りが無い。それ/\互い/\義務は十分の上の十分尽してある。辛い話もせにゃならん。どんな事も言わにゃならん。辛いならん事情を他に運ばにゃ、運べば幾重の中衰えの事情出来る。一人一戸の事情を以て、談示運ばにゃならん。

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