明治二十四年六月十一日
松村すて、萱振村芦田松治郎と縁談の儀伺

さあ/\互い/\十分の話、一つにはいんねん伝えて、先と/\事情集まる。事情は十分それからというは、運ばにゃならん。一つにはこうという、こうというは諭すればどう。一時話というは、言葉の理で纏まる処、言葉の理を拵えてはどうもならん。銘々心得のため諭そう。十分というは、互いの理があれば十分であるという。

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