明治二十四年六月六日
芦津分教会の処地所を買い求めて敷地を広める事情に付願

さあ/\尋ねる事情/\、いかなるも思う、どういう事何も聞き分けてみ。前々さしづ小さき所の事情、広き思うは事情あるなれど、小さき所から順々の道にある。順々は一時の処そのまゝにて運ぶ処、判然出けばいかなるも治まる。不都合の処から、じっとして明らかより、それより小さき所から大きく成るは、事情先ず/\の処、少し踏ん張りて道が広く成る。広くなれば道は大きく成る。これしっかりと聞き分けて置け。
押して地方庁へ設置出願するに、今までの所そのまゝで宜しきか願
さあ/\そのまゝじいっとして、小さい所から始め掛け。深きの処はそれより世界へ、世界は世上に道がある。先々の道が拵えば小さき所から道という。道が始まりたら出けて来る。小さい所でも小さきは大きく成るという。よう聞き分け。どうもならん/\の道が通りて居る。あちらにも道の始まり、こちらにも道の始まり、道の端が分からん程道が出けてある。何程どうせいでも、独り出けて来るは天然自然の理、天然自然の理は諭して居るやろう。これしっかり定めて、明らかな道が無けねばどうもならん。尋ねばさしづ。一時小さい所から掛からにゃならん。大きい所は道にあるによって、これをよう聞いて置かにゃならんで。さあ/\そのまゝじいっとして、小さい所から始め掛け。深きの処はそれより世界へ、世界は世上に道がある。先々の道が拵えば小さき所から道という。道が始まりたら出けて来る。小さい所でも小さきは大きく成るという。よう聞き分け。どうもならん/\の道が通りて居る。あちらにも道の始まり、こちらにも道の始まり、道の端が分からん程道が出けてある。何程どうせいでも、独り出けて来るは天然自然の理、天然自然の理は諭して居るやろう。これしっかり定めて、明らかな道が無けねばどうもならん。尋ねばさしづ。一時小さい所から掛からにゃならん。大きい所は道にあるによって、これをよう聞いて置かにゃならんで。

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