明治二十四年五月二十日
山中栄蔵身上障り事情願

さあ/\尋ねる処、知らず/\の理尋ねるか、聞いたる理は尋ねるか、二つあろう。古き事情聞いて居る。知らず/\の理は尋ねようまい。古き事情を諭してある。いかなるもいんねん、ほこりもいんねん、難儀するもいんねん、暮らすもいんねん、それ/\のいんねん。親の理に分からんは知らず/\の理であろうまい。どういう事も聞いて居る、諭して居る。分からねば諭する理であろまい。いんねん事情、いんねん事情なら通らねばならん。いんねんというはそう/\どうむならん。曇りの中でも暮らさにゃならん。それ/\親から明らか事情持たねばならん。これだけ諭するによって、しいかり聞き分け。

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