明治二十四年五月六日
辻由松娘キミ身上願
さあ/\子供身の処、事情が出ける。どういう事と思う。何彼の事聞き取りて、日日運ぶ処、事情は分かりてそれ変わりて、万事心に嵌まらん。これよく聞き取れ。どういう事も難しい中から通り抜けたら、思うに思われん中から通り抜けたら、難し中解く事情、だん/\遅れる。身の障りいかなるも神の事情、道無き中通れようまい。これまでの事情に聞いて居る。こちらが結ぼれる。早くと言えば早く、これ事情早く聞き取りて、それ/\早く分けにゃなろまい。互い/\聞きやわせ早くに。