明治二十年十一月十四日(陰暦九月二十九日)萩原治兵衞身上願(前日に続いて)幾重尋ねも同し事、身の内発散出けん/\いうは、何処にも無い。それ身の内一つ、身の内にもあれば世界にもあれば、身の一つの速やか/\、一つの思やん、誠一つがじゆうんや。天然自然の道を以ちて、これよう聞き分け。 お気に入りに追加