明治二十四年四月二十四日
清水与之助頭の芯痛み両三日前より右の腰痛に付願
さあ/\銘々の処、身上の事情一つには長らくの間、銘々の身と理で皆掛かる。どんな事を聞いても/\、よう聞いて置かねばならん。銘々も明らかと言うて聞いた事もあろう。どんな事もこんな事も、世界から聞く処、小さい事であろう。どんな事聞いても心に掛けずして、前々に聞いた処、どんな火の中、剣の中通りても心に恐れずして、何にも案じる処は無い。何時どんな事聞いても、大丈夫という心定めさゝねばならん。これだけ諭して置こう。