明治二十四年四月十四日
井筒梅治郎身上に付事務所へ引き移りの願

さあ/\尋ねる処/\、めん/\の心に一つの事情と言えば、今一時の処これまでよいと思えば、又、後々の事を思えば、心の理は解けようまい。内々の処、安心の内に湧く心、さあ一時思うた心に、すっきり委せて了うがよい。めん/\の心はすっきり出す事は要らんで。

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