明治二十四年三月二十八日
増野正兵衞身上願
さあ/\身上心得ん。余の儀外の儀は無い。万事集まる処、長く心に持って、一時仕切って一つ一時、心に万事心日々という。長くの心を持って、今年行かねば来年どうしたやらなあと、楽しみ一つ仕切って一つ、だん/\の事情を運ぶ。年限の事情遥か事情、長く事情、今年はよう治まって、来年万事仕切って年限の事情、これまで長らえて、一時運んで了うて、心という事情、今の間にならん事情、いつの間であって、何箇年後。今年こう、今にこうと言えば、心に理を積まにゃならん。陽気事情とは言えん。長く事情無くならん。その日先にあって、細々遥かの道をよう聞き取って置け。