明治二十四年二月十七日
教職昇級の事に付、五月より難しくなるに付、東京より今の内に昇す者あれば昇級さするが宜しと申し来たりしに付、これが昇級さしましても宜しう御座りますや願
さあ/\尋ねる事情/\、人々の心やで。人々の心が分かろうまい。これ一寸どういう事で、先々なったらどうなろう。一時昇って置こう。取って置かねばならん。一寸事情、初め事情と事情々々比べ。中一つの理、俺も/\と言う。人々の心/\心は止めん。よう聞き分けてくれ。
押して、御道に尽したるその理に応じて昇しますのでありますや伺
さあ/\人々の心、どういう事でさしづ分かろうまい。人々の心、どういう心もある。運んで居るという顔しても運ばん。運ばん顔しても運んで居る。人々の心、心次第。強ってすゝめる理は無い。人々心の理は無い。よう聞き分けて置かねばならん。さあ/\人々の心、どういう事でさしづ分かろうまい。人々の心、どういう心もある。運んで居るという顔しても運ばん。運ばん顔しても運んで居る。人々の心、心次第。強ってすゝめる理は無い。人々心の理は無い。よう聞き分けて置かねばならん。