明治二十四年二月十日(陰暦正月二日)夜
御諭
さあ/\尋ねる処/\、もう何よの処、をやというはかくれて了うて居んという心があるからどうもならん。どんな事もこんな事もさしづしてある。道すがら通り来たる。さしづより凭れるより仕方無い。さしづより治まる処が無い。さしづ通りを通り、をやという。小人一つ育て上げる事情、どういう事も持たねばなろまい。どんな事、世上一つの事尋ねにゃなろまい、尋ねにゃ分かろまい。尋ねてどんと聞こうまい。一日の処返事の仕方が無い。分からん道を通るからしっかり聞き取って置かねばならん。をやという一つの道、どんなこんな外に無いで。人間心道は付けらりゃせん。今一時だん/\夜の目も出した処、どんと光が無い。仕方が無い。今一時越えない一つの事情、二つ一つの理は難しかろう。よう事情聞き分け。何名何人出て来る。世界の道の理大切に思うは、元一つの理があれば大切。多く何ぼ子供を抱え、をやの理思うてみよ。二つをや、真実一つの理を思え。一寸に話し難くかろう。尚話して居ても何もならん。分からん処へ分からん事を言うて行った事なら何もならん。
同時、平野楢蔵、清水与之助、桝井伊三郎、高井猶吉、梅谷四郎兵衞、増野正兵衞、六名神様昨日よりだんだん談示会長へ願い出本局員出張止める事願、よって一層運びさして貰います。
さあ/\六名中々々々、こうする何かの処、六名こう事情運んで一つの理、おめる一つの理、どんな事も思やん/\。成らん思やんじゃない。前々の理を以て、又々育てる一つの理を以て、何程親切々々が理に立たず。さあ/\六名中々々々、こうする何かの処、六名こう事情運んで一つの理、おめる一つの理、どんな事も思やん/\。成らん思やんじゃない。前々の理を以て、又々育てる一つの理を以て、何程親切々々が理に立たず。