明治二十四年二月十日(陰暦正月二日)
上原佐助願

さあ/\事情心得ん、身の処尋ねる事情、どういう事であろう、尋ねる事情、一時一つ事情、諭したる事情、これと事情変われば今一時尋ね。先々所々、何でも一つの心大きに取れば大きの理。元より大きい理は無い。一時上す一時の理を見れば、随分大きい理、元々は些かなる理より年々歳々の事情、一つには事情何でも先長く思えば長く心を持って、順序の理を治める。何かひそやかの理を以て日々という。世上変わる/\と言えば案じる。一つ二つ分かる、三段分かる。これをよう聞き取って置かねばならん。

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