明治二十四年二月八日(陰暦十二月晦日)夜
本席御身上の願

さあ/\/\、一寸話し掛けたる、刻限の処、どういう事もこういう事も前々以て諭し置く。諭しそれ/\の理が無い事情を早くという。難しであろう。なれど事情を聞き分け。身上何でもなき処、どういうものぞいなあと言う。話の事情に話聞く。話聞いても聞き流し、もうこれで良ければよい。いかなる事も聞き分け。身の処事情ある不足ある、どういう事を尋ねる。皆諭しある。どれだけの諭聞いて、事情治まってある。何彼に聞き分けてくれ。どういう事が治まってある。難しいようで難しいない。なれど難しい事の諭をするが日々の事情。その日/\の楽しみであろうまい。一日の日よりの楽しみは、何も楽しみになろうまい。よう思やんしてみてくれ。めん/\それ/\身上に事情あって、長いのも短いのもある。皆それ/\の心より思やんしてみよ。さしづまでの事情や。聞くまでの理である。何遍談じても、そのまゝでは何にもならん。さあこれからすっきり洗い替え。楽しみ/\。一年の理、三百六十日と言うてある。一年というは、三日という。楽しむ事情どういう事情、いかなるも聞き分け。一年の事情無くして三日とは言えようまい。いつまでもこれであろうかと聞いて、事情定まって定まろうまい。日が経てばそのまゝ、前々さしづ、一寸まあ反古同様のもの、それを放って置いては、何よの諭も出来ようまい。さあ/\早く/\。聞いた通り事情を早く/\。
押して、反古という理を伺う
さあ/\事情反古という事情、反古はどういう事。どんな話を聞く。難しかった、力が要ったであろう。その日どんなさしづも反古という。どういう事も聞け。一つには又々の道を運び、何かの事も運び、よう諭してくれ。だん/\の事情諭したであろう。皆一つ/\理が分かる。これよう聞き分けてくれねばならん。さあ/\事情反古という事情、反古はどういう事。どんな話を聞く。難しかった、力が要ったであろう。その日どんなさしづも反古という。どういう事も聞け。一つには又々の道を運び、何かの事も運び、よう諭してくれ。だん/\の事情諭したであろう。皆一つ/\理が分かる。これよう聞き分けてくれねばならん。
同時引き続き
さあ/\/\、皆めん/\に諭する理で、言い難くい/\と言うて居たらいつまでも言い難くい。さしづを以て話すなら、何にも言い難くいことも難しい事もあろうまい。分かった処から諭すには、何も遠慮気兼ねは要らん。控える理は要らん。どうでもあれはこうと言うなら、こうという事情を出せ。事情を出して尋ね出よ。さあさあ何も難しい事は無い。道を道と思えば何にも難しい事は無い。又一つには遠慮は有ろまい。日々の処、前々にも大抵口説き/\たる処、どうもならん。日々放って置こうにも置けん。日々の事情が重なれば、どうも見苦しい、むさくろしい。どんな大きい事に成るやら分からん。いかなるも磨き立て、洗い立てる処、拭き掃除してどうでもこうでも磨き切る。ぬっと出る事情は、諭すに難しかろう、言い難くかろう。何も言い難くい事は無いで。さあ/\/\、皆めん/\に諭する理で、言い難くい/\と言うて居たらいつまでも言い難くい。さしづを以て話すなら、何にも言い難くいことも難しい事もあろうまい。分かった処から諭すには、何も遠慮気兼ねは要らん。控える理は要らん。どうでもあれはこうと言うなら、こうという事情を出せ。事情を出して尋ね出よ。さあさあ何も難しい事は無い。道を道と思えば何にも難しい事は無い。又一つには遠慮は有ろまい。日々の処、前々にも大抵口説き/\たる処、どうもならん。日々放って置こうにも置けん。日々の事情が重なれば、どうも見苦しい、むさくろしい。どんな大きい事に成るやら分からん。いかなるも磨き立て、洗い立てる処、拭き掃除してどうでもこうでも磨き切る。ぬっと出る事情は、諭すに難しかろう、言い難くかろう。何も言い難くい事は無いで。

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