明治二十年九月十日(陰暦七月二十三日)四時
山瀬文次郎

よう聞き分け。いかなる処々処で、一つ処取り究め、これから一つ処、さしづ中、しいかり、その中、いかなるも、通る。身の内いかなる知らす。どうゆ処、ようよう道のため、たすけ一条ため十分取り集め、一人なりとも奮発の処、何かの処、代わりもせねばならん。珍し証拠渡す。さあそれ/\大事の勤めならん。たすけ一条処、定める処一つの身の処、ちょとさづけ渡す。あしきはらいたすけたまゑ、三々九度、十分受け取れ。しいかり渡す。

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