明治二十三四年頃
松村さく伺

さあ/\/\身の処/\、のぼせる/\とよう聞き分け。さあ/\/\のぼせるのぼせる処、心にこれまでの処、やれ/\銘々承知して居る。身の内かりもの/\という。理というもの知らん。さあ/\日々の日を近づく。のぼせる/\。銘々の心の事情である。身に一寸不足なる。やれ/\とたんのう。やれ/\という心定めて貰いたい。今日一日という処、後々の処もやれ/\という処、治めて貰いたい。案じる事は要らんで。

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