明治二十三年十二月二十七日午後一時
山本藤四郎身上願
さあ/\/\身上の事情をそれ/\尋ねる処、一つには成程の事情どれだけ運ぶ。思う処中に身の不足なるよく聞き分け。一つには所にて事情を始め、銘々道の処運ぶ処は受け取る。人間一人の心の事情、身上第一の処にて、身の障りどういう事運ぶ中尽す中の事情は更々持たずして、世上を見てたんのうという。身上不足でありながらたんのうは一寸には出けよまい。なれど世界事情を見て真実たんのうすればその理を受け取る。この理をよう聞き取ってくれ。たんのうは前生のさんげやと。