明治二十三年十二月十八日(陰暦十一月七日)
清水与之助身上願
さあ/\身上に心得ん一つの理、身上に心得ん一つどうなりこうなりの事情、どういう事と思う。身の処に案じる事は要らん。いつなるも万事皆一つの理に掛かる。心に理を持たずして、どんな事聞いたとて、見たとて、この道は長い/\道。どういう事であろと思う。案じる処、身の処に発散する処、長い道やによって、心に心配一つもする事は要らん。これまでの道筋というは、どんな道も通り来たる。これまでどんな事思うた日もあった。思わず/\一つの理が分かれば案じる事は一つも要らん。春が来れば花が咲く。心に一つ理を持ってくれるよう。