明治二十三年十二月一日
増野いと一昨日神戸より帰り、昨日胸悪しく食事進まずなれども今日身上速やか御救け頂き、又前々帰り次第席を許すにより連れて出よとの事に付、如何でありますや願
さあ/\身の処/\、心得ん事情、これまで長らえて長らえての心、心得ん事情以て事情理を、心どういう事情こういう事情、身に心得んに、こゝ縁談々々の事情。これまでの処、事情諭するによって一日の日心治め。楽しみだん/\楽しみ、一日の日のさしづ一日の心、楽しみ事情にさづけ渡そう。さあさづけ/\、あしきはらひたすけたまへ天理王命、と、これを三度又三度又三度、三三三の理を授けよう。さあ/\しいかり受け取れ/\。
同時、春野ゆう昨日より喘息の気味に付願
さあ/\身の処尋ねる/\、住む所/\事情聞き分け。鮮やか楽しみ。身上あって楽しむである。一日の日の事情、速やかなれば席を許すによって、直ぐと連れて出るがよいで。さあ/\身の処尋ねる/\、住む所/\事情聞き分け。鮮やか楽しみ。身上あって楽しむである。一日の日の事情、速やかなれば席を許すによって、直ぐと連れて出るがよいで。