明治二十三年十月二十八日
桝井伊三郎身上願(居所病みに付)
さあ/\身上一つの理であって一つの心、幾重思やん何程思やんすれど、日々に心事情/\聞き分け。長らえて事情諭して、それ/\楽しみ事情ある。事情一つ尋ねる。一つ事情諭し先々それ/\話、それ/\人間生れ更わり、事情多くの中、世上いかなる事情/\、よく聞き分け。生れ更わり始まりの理を諭し、よく聞き分け。生れ更わり事情聞き分け。いんねん/\の中、世界の中、どんな事情、どんな理も聞きてある。身の内事情聞き分け。いんねん前々の事情分かり難ない。よう聞き取ってくれるよう。