明治二十三年十月二十日
若井村松尾与蔵母はるのぼせ歯痛に付、尚小人次男市太郎も身上に付併せて願
さあ/\身上と言うて尋ねる。何ぼ思やんしても分からん。どんな事も伝えてある。伝えたる事分からんにゃどうもならん。一代事運んで、一代余儀無く暮れてある。前々の事情聞き分けにゃならん。心の理によって理が外れる。一つの理運び、内々一つの理遙かの事送り、内々一代後を思えば、世上にはどう、所にどう、彼処にどうと思う。道一時の処は長らくの心持って。急えたかてどうもならん。前々一つの理を治めてくれにゃならん。どんな理も聞き取りて、内々諭してくれ。身上は案じる事は要らん。どんな事しても神の道とは言えん。自ずの道を通らにゃならん。自ずの理を心に持ってすうきり澄み切りて了もたら、身上不足無い。不都合な道はいんねんの道である。いんねんとはいかなるいんねんもある。いんねんは大難小難の道を分からん事あろうまい。この理を聞き分けて、美しく道を通れば速やか。内々事情速やかゞあれば、尋ね出るがよい。
さあ/\身上と言うて尋ねる。何ぼ思やんしても分からん。どんな事も伝えてある。伝えたる事分からんにゃどうもならん。一代事運んで、一代余儀無く暮れてある。前々の事情聞き分けにゃならん。心の理によって理が外れる。一つの理運び、内々一つの理遙かの事送り、内々一代後を思えば、世上にはどう、所にどう、彼処にどうと思う。道一時の処は長らくの心持って。急えたかてどうもならん。前々一つの理を治めてくれにゃならん。どんな理も聞き取りて、内々諭してくれ。身上は案じる事は要らん。どんな事しても神の道とは言えん。自ずの道を通らにゃならん。自ずの理を心に持ってすうきり澄み切りて了もたら、身上不足無い。不都合な道はいんねんの道である。いんねんとはいかなるいんねんもある。いんねんは大難小難の道を分からん事あろうまい。この理を聞き分けて、美しく道を通れば速やか。内々事情速やかゞあれば、尋ね出るがよい。
さあ/\身上と言うて尋ねる。何ぼ思やんしても分からん。どんな事も伝えてある。伝えたる事分からんにゃどうもならん。一代事運んで、一代余儀無く暮れてある。前々の事情聞き分けにゃならん。心の理によって理が外れる。一つの理運び、内々一つの理遙かの事送り、内々一代後を思えば、世上にはどう、所にどう、彼処にどうと思う。道一時の処は長らくの心持って。急えたかてどうもならん。前々一つの理を治めてくれにゃならん。どんな理も聞き取りて、内々諭してくれ。身上は案じる事は要らん。どんな事しても神の道とは言えん。自ずの道を通らにゃならん。自ずの理を心に持ってすうきり澄み切りて了もたら、身上不足無い。不都合な道はいんねんの道である。いんねんとはいかなるいんねんもある。いんねんは大難小難の道を分からん事あろうまい。この理を聞き分けて、美しく道を通れば速やか。内々事情速やかゞあれば、尋ね出るがよい。