明治二十三年十月三日
河原町分教会部内甲賀支教会の伺

さあ/\尋ねる事情/\、だん/\に尽す処、運ぶ処、だん/\の運ぶという処、一つの理が無けらならんと思うやろう。どういうものと思うやろう。何にも案じる事は要らんで。何でも彼でも治めるで。分からんから分からんのやで。暫くの処、じいとして居よ。ぢば一つの理を見てくれ。暫くの処、十分のもの治めるで。これ一つ聞き取りて聞き分けてくれ。

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