明治二十三年八月二十六日
増野正兵衞の実母山口県長門国阿武郡萩御許町五十五番地にありて、急病なる由電信を以て申越せしが、存命なるや、身上は叶わんものであるや願
さあ/\思い掛ない処の理、一時身の処、身上の事情なあ、ああん心に案じにゃなろうまい。一度許そう/\しきて。
又、思案中にお聞かせ下され
さあ/\尋ねるまで、思案まで運ぶ/\。前々諭してある。一度の事情いつ/\諭し、一時の事情諭してある。何か事情急ぐ/\。さあ/\尋ねるまで、思案まで運ぶ/\。前々諭してある。一度の事情いつ/\諭し、一時の事情諭してある。何か事情急ぐ/\。
又、押して、存命で居られませんでのでありますや伺
一度戻る順序の道、内々案じの心、順序理を以て治めやるがよい。一度戻る順序の道、内々案じの心、順序理を以て治めやるがよい。
又、お話あり
さあもう何か心得ん、一度一つ早く事情。さあもう何か心得ん、一度一つ早く事情。
又、お話あり
心は大丈夫に持って居るがよい。心は大丈夫に持って居るがよい。