明治二十三年八月二十二日
村田慶蔵身上悪しきに付願

さあ/\小人々々の処心得ん。どういう事であろう。言わず語らず心に案じるであろう。案じる事は無い。どういう事で成ろう。身上不足成るはどういう事であろう。よう聞き分け。小人実じょう一つの理、まあ/\三才までの事情、なか/\の事情、今一時の処三才まで事情、後々事情、三才の事情通らにゃならん。日々月々年々の事情通りて、身上を見て、何かの処聞き澄まして、いかなる事情身上速やかなれば、親が一人出るがよい。

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