明治二十三年五月二十六日
春野ゆう前おさしづを頂き、清水与之助より御話伝え下されしも、未だ速かおたすけ蒙り申さず、よってたんのうの事情、いかなる理も悟りますに付、おたすけの願

さあ/\今一時尋ねる事情、身の処どういう事、こういう事であろう。何ぼでもならん。事情尋ねる。よく/\一つの理、一時一寸には遠く思うた事情、一日の日から成るいんねん/\、十分運んで了うた。何ぼでも/\ならん。一時事情大層長らえての事情、大層こうしたなれど、一度どうで運んで、どうせこうせ言えん。日も経つ、月も経つ。一時一つ立ち帰り、心にしっかりどちらなりと心に治めてやるがよい。めん/\こう堅くろしい事情出さぬよう。いんねんだけ通る。
同日、増野正兵衞腰の障りに付願
さあ/\何か案じる事は要らん。何でも無き事情、案じる事情聞き分け。通りたるいんねんの事情、通りたる事情は分かる。こういう事見ぬ、聞かぬよう。案じる中案じる中理が増して来る。いかなる理案じんよう。さあ/\何か案じる事は要らん。何でも無き事情、案じる事情聞き分け。通りたるいんねんの事情、通りたる事情は分かる。こういう事見ぬ、聞かぬよう。案じる中案じる中理が増して来る。いかなる理案じんよう。
同日、神戸の野本、松田外二軒出火に付見舞及母の障りに付増野正兵衞神戸へ出張御許し願
さあ/\いかなる事情、それ/\事情を見て、心を治めてくれるよう。さあ/\いかなる事情、それ/\事情を見て、心を治めてくれるよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です