明治二十三年五月十五日
平野トラ百日から腹鳴るに付願

さあ/\身上々々、身上尋ねる一つ、さあ/\何時々々身上、幾度身上一つの理、何度身の自由、身の不足から尋ねる。一時説き聞かそ。長い話、遠くの事情、深くの事情、世界の事情聞き分け。一つ何ど聞いて不足、身の内不足の理、一つの理が分からねば何にもならん。身上の理で聞き分け。拝み祈祷するでなし、医者薬の指図するでない。身の内の理で不足なる。この理を聞き分け。不足なる一寸の理で一寸で行く。一時治まるか治まらん。聞く話不安に思うてはならん。自由の理、年々一時分かるまい。話だけの理、身の内話理で発散、一時計り難ない。難しい諭しはせん。心の諭し、難しい事でない。十分聞かして世上の理を見よ。成程古き/\心に治まり、事情無くばとんとどうもならん。

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