明治二十三年五月十二日(陰暦三月二十四日)
表門の処あら/\出来上りましたから明日棟上げ御許しの願

さあ/\一日の日尋ねる/\。出る処、何かの処ほんの一寸の掛かり、何か万事仮家きっしよう、何か心だけ。それ/\皆心嬉しい。何か順序に委せ置く。

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