明治二十三年三月二十四日(陰暦二月四日)
山沢サヨ身の障り願

さあ/\小人の処一寸身の障り、いかなる事情案じる。よう聞き分け。どういう諭し、一寸始めよう。何たる処案じる。よく/\聞き分け。日々という/\、月々という、年限という。何か聞き分け。何かの処、どうでも見る理あれば年々の事情、日々やれ/\楽しみの事情治め。一寸始め掛け/\。一つ小人障りあれば何よの処ではあろうまい。年々の事情見て治めるなら、いつ/\の事情と諭し置く。

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