明治二十三年二月十六日朝
本田分教会地所買受けの事、井筒、堀田、中川、寺田、今川、山本、桑原の七名より願(芦津分教会)
さあ/\地所尋ねる処/\、前々伝えたる処、詳しく伝えたる通り。悟りが違ってはどうもならんで。大層は要らん。小さい所から掛かる。小さい所から大きい成るが理。大きい事すれば皆勇むであろう。それでは日々の事情が重なる。よう聞き分け。頭から大きい事情は望まん。小さい所から掛かるなら、生涯の理が治まる。小さき事情によって天然の理という。小さきもの大きく成るが理。よく聞き分け。急ぐ事情遅れる/\と言えば、どういうものであろう。
押して、地所は前々の所にするが宜しきか、他で借り受けるが宜しきや伺
さあ/\その所は、どちらなりと。どちらならと言えば、一つの理を諭して欲しいと思うやろう。そこは成るよう行くよう。さあ/\そこは心一つ運ぶ理に治め/\。さあ/\その所は、どちらなりと。どちらならと言えば、一つの理を諭して欲しいと思うやろう。そこは成るよう行くよう。さあ/\そこは心一つ運ぶ理に治め/\。
押して、風呂の願
さあ/\もうそのまゝで/\。さあ/\もうそのまゝで/\。
篠森教正来るに付、政府へ運ぶ願
さあ/\尋ねるであろう。尋ねる一つの理を悟って、諭す事情よく聞き分け。どういう古き/\、一つ元をやという、五十年以来それより一つ始め。その事情一代の事情、艱難の事情、後々心一つ治まる。一日の日という。何かの処も聞き取ってくれるよう。何が成らんやない。
をやと元というこの理、心一つ治まれば皆治まる。どうせこうせこれ言わん。急く事要らん。
教祖五十年御苦労下され、後は中山会長の名前に替わり、その道理で御座いますか、山本利三郎より押して願
さあ/\日柄経ち、年限変わり、どういう事も何処から変わりた事情、見るやら聞くやら分からんで。これだけ事情諭し置こう。さあ/\日柄経ち、年限変わり、どういう事も何処から変わりた事情、見るやら聞くやら分からんで。これだけ事情諭し置こう。
押して、前々おさしづ、井筒の所も、外にて大きい借家にても宜しきや願
さあ/\その処、どちらなりとも十分、どちらと言えばよいと思うやろう。さあさあ皆心一つに運ぶ理に治め。さあ/\その処、どちらなりとも十分、どちらと言えばよいと思うやろう。さあさあ皆心一つに運ぶ理に治め。