明治二十三年一月二十六日
飯降さと身上願

さあ/\身上一寸の処、一寸の理、どういう事や知らん。さあ/\身上の処、一寸不足、何か間違う、どれが間違う。事情不足なる、日々という身の処、日々の処少し不足という。何かよう聞き取って思えば事情身上心得ん。それからそれの事情、だん/\の思わくあろうまい。世界に長らえて長らえ事情、これまで余儀無き一日の日は越すに越されん。一つ/\不自由々々々通り来たる。遠くの事情、近くの事情、これ一つ/\運ぶ。何か分からせん。歎きは一つも要らん。何か順序日々という。案じ一つも要らん、歎き一つも要らん。何年経ち、長々の事情思わずして、だん/\日々という。順序の理を聞き分けて。

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