明治二十二年
深谷源次郎四十七才伺

さあ/\何か事情尋ねる処、よく聞き分け。諭しよ。長らえ/\ての道すがら、あちらこちら一つの道跨がり、鮮やかの理に治まり、心一つの理によりて治まる。この理を一つ諭しよ。前々より聞かしてある。一代二代、さあ/\末代と。何かの処聞き分けて、日々の処通るよう。

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