明治二十二年八月十七日(陰暦七月二十一日)
増田亀次郎身上願
さあ/\尋ねる処/\、尋ね一条身処心得ん。どういう事であろ。一時どういう事であろ。身上にて自由心一つ、心一つで十分身の治まりの処、又一つどういう事であろ。何かの治まる。何も思う事情は要らん。又変わって一つめん/\事情、よう聞き分け。どんな事こんな事も治めてある。めん/\めん/\これもこう/\、これなればならん。これだけ真を治めてある。理が定めてある。何もめん/\まゝにならん。直ぐと聞く、直ぐと見る。めん/\所を変えて運び来たる。十分中に、十分めん/\ならん事情日々聞くと見る。よう事情めん/\これだけなら十分々々。あたゑの理は生まれるより定まってある。どんとした所に生まれ/\、庶情が分からん。誠聞き分けて治めるという。