明治二十二年八月十三日朝九時
内藤善次四十七才身上願(元斯道会第七号周旋方)

さあ/\身上一条事を尋ねる。身上の理を尋ねる。よう聞き分けねば、分からん。日々という、どれだけ日々十分尽す処の理は受け取る。日々尽す処受け取る。一つの事情身上の事情あれば、思やんばかり。長らえての中日々中運ぶ。身上どういう事であろ。改め。一つ人間という、生まれ更わり出更わり分かり難ない。何とも無けにゃそのまゝ。実正あって、身上事情あって世界。世界の理を聞け。めん/\かりもの。尽す一つの心であろ。なれど、かりもの。身上事情あってどれだけ尽す。世上一つの理を見て、日々たんのう。生まれ更わり出更わり、成程世界の事情身上の事情、同し事。難儀さそう不自由さそうという親は無い。前々一つの理を聞き分け。世界どうでもこうでもならん。皆同し子供、これを聞き分け。世上を見て心が定まれるなら、直ぐと治まる。多くの中事情これより無きもの。第一という。身上不足なって、世界を見てたんのう。改めるなら、身は直ぐと治まるという。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です