明治二十二年三月十五日(陰暦二月十四日)
宮森与三郎小人の願
さあ/\小人々々の処、一時どうむならん/\の思やん、思やんはどうもならんの思やんするばかりやないで/\。さあ/\思やん/\ばかりはするやない。さあさあ小人々々の処は、一時定めた処/\、さあ/\これを聞き分けて定めて居るであろ。なれど、さあ/\これ遠く/\の所は、一つの理と思うであろ。今日で幾日になると思うぞ。さあ/\一つの理諭した処も、めん/\はどうであろうと思う。とんとどうむもならんという心は、一寸思うであろ。さあ/\実を定めた処、大抵大抵日々心定めたであろ。定めた心、さあ/\遠く/\運んだ所は、さあ/\一時は戻らにゃなろまい/\/\。
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