明治二十二年二月二日午前九時二十分
岡本久太郎妻かつ並びに娘十四才身上に付願

さあ/\、身上一条、それ/\身上尋ね出る。よう聞き分けにゃ分からん。今の今十分一つ理を聞き分け。成程理を運ぶ処、受け取る。いかなるも聞き分けにゃ分からん。
押して
さあ/\今の今、今の処一つ話聞けば一つの理が分かる。尽す処、一日の日どういう事が分からん。身上不足尽す中に、不足どういう事も伝える処、鮮やか分からんにゃならん。これだけ理が分からんにゃ、理に理が重なる。尽す処は受け取る。身上に回る。早く聞き取れ。世界一つの理が、一つ理がある。心を見定め。どれだけ身の不足さい日々通る。一つ理を聞き分けにゃ分からん。案じる事は要らん。一つ話聞かし運ぶ処、幾重の理あって、天然自然。世界のため道のため、生涯の理を積む/\、一つ理である/\。身上さい、よう聞いて置かねばならん。見て通る聞いて通る理を通るなら、不足あるまい。人間というものは、日々守護、案じる事は無い。案じに案じの理が回る。なれども、よう聞いて置かねばならん。親一つ理を治むるなら、身も治まる。しっかり聞き取れ。さあ/\今の今、今の処一つ話聞けば一つの理が分かる。尽す処、一日の日どういう事が分からん。身上不足尽す中に、不足どういう事も伝える処、鮮やか分からんにゃならん。これだけ理が分からんにゃ、理に理が重なる。尽す処は受け取る。身上に回る。早く聞き取れ。世界一つの理が、一つ理がある。心を見定め。どれだけ身の不足さい日々通る。一つ理を聞き分けにゃ分からん。案じる事は要らん。一つ話聞かし運ぶ処、幾重の理あって、天然自然。世界のため道のため、生涯の理を積む/\、一つ理である/\。身上さい、よう聞いて置かねばならん。見て通る聞いて通る理を通るなら、不足あるまい。人間というものは、日々守護、案じる事は無い。案じに案じの理が回る。なれども、よう聞いて置かねばならん。親一つ理を治むるなら、身も治まる。しっかり聞き取れ。

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