明治二十二年十二月二十五日
村田かじ身上腹痛に付願

さあ/\身上々々身上々々、さあ/\よく聞き分けにゃ分からんで。何遍事情々々。もうこれでよかろう/\。身上々々心得ん。何遍事情諭す。遠くの事情、一つめんめんの事情、一つこれ聞き分け。身上案じる/\諭すなり。身は生涯。一名は要らん/\。道理上は世界中から。道理上聞き分け。吉き日の理と、たあと思う理、ようこれを聞き分け。朝吉き日なら、いつも身は速やか。これ聞き分けて、身は速やかならば、これいつ/\の理になる。これよく聞かしてくれ。
目の病いやら、腹通るやら小人身上病むやらに付願
さあ/\身上々々尋ねる。さあ/\心得ん。心得んから尋ねる、分からんから尋ねる。思やん/\、よう思やん分からんから、尋ねるのやろう。遠いの所やろう。さっぱり分からん。聞きよ一つの理、諭す一つの理、これ分からにゃ、どうも仕様無い。さあ/\日々という、心だけの道を通る。もう/\思うようの一つの理、日々という、旬という、今一時の道という。先長く事情。聞き違い、諭し損い、これはあろう。それ/\幾重の理もあろう。思やんして、幾重の理も悟りて、先ずたんのうという、心治めてくれ。さあ/\身上々々尋ねる。さあ/\心得ん。心得んから尋ねる、分からんから尋ねる。思やん/\、よう思やん分からんから、尋ねるのやろう。遠いの所やろう。さっぱり分からん。聞きよ一つの理、諭す一つの理、これ分からにゃ、どうも仕様無い。さあ/\日々という、心だけの道を通る。もう/\思うようの一つの理、日々という、旬という、今一時の道という。先長く事情。聞き違い、諭し損い、これはあろう。それ/\幾重の理もあろう。思やんして、幾重の理も悟りて、先ずたんのうという、心治めてくれ。

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