第三号九
このはしらはやくいれよとをもへども
にごりの水でところわからん(3-9)
- ・読み方(ひらがな)
- このはしらはやくいれよとおもえども
にごりのみずでところわからん
- ・読み方(ローマ字)
- Kono hashira hayaku ireyo to omoedomo
Nigori no mizu de tokoro wakaran
- ・注釈
- この柱を早く入れたいと急いでいるが、皆の心が澄んでないので、入れることが出来ぬ。濁り水のため入れる所がわからない。
(註)当時、かんろだいの模型は出来ていたが、その立てられるべきぢばは未だ定まっていなかった。又、親神様は中山家の後継者にしてお道のしんばしらたる可き人を、櫟本の梶本家の三男真之亮様に決定しておられて、早くおぢばに定住させたいと思うておられたが、そばな者はこの親神様の胸の中を悟らず、各々勝手な考えを抱き皆の者が一致していなかったことを、仰せられたのであるという。
- ・英語訳
- Though I desire to put in the pillar quickly,I cannot find where to put it because of the muddy water.
- ・中国語訳
- 雖欲急於立此柱水濁難覓立柱處