第三号六四
しかときけ三六二五のくれやいに
むねのそふぢを神がするぞや(3-64)

・読み方(ひらがな)
しかときけ三六二五のくれやいに
むねのそうじをかみがするぞや
・読み方(ローマ字)
Shikato kike san roku ni go no kureyai ni
Mune no soji o Kami ga suru zo ya
・注釈
三六二五立教三六年二十五日註これは、立教後三十六年某月二十五日の暮れ合いに、お屋敷の掃除をしに来るもののある事を仰せられたのである。その頃は、外からお屋敷の掃除をしに来る者などは余り無かったが、この日の暮れ方、竜田の与助という人の妻とよと、勘兵衛という人の母親ふさとがお参りをして、お屋敷内にごみなどが散らかってあるのを見て、明くれば二十六日でお祭日であるのにこんなにきたなくてはもっ体ないと、十分掃除をして帰った。これは、その前の番に前記与助の女房が非常に胸苦しくて困るところから、以前にもお参りした事のあるおぢばの神様へお参りしてたすけて頂こうと決心すると、胸の痛いのが忘れたようになおった。それで、お礼参りをしたのである。これは、一例を示されただけで、今後は人々が胸の掃除をするよう、親神様がお手入れをして下さる、と教えられたのである。
・英語訳
Listen! In the evening of the twentyからfifth dayin the thirtyからsixth year, God will cleanse your heart.
・中国語訳
細聽三六二五暮神掃汝等心中?
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