第二号四五
このはなしとこの事ともゆハんてな
みへてきたればみなとくしんせ(2-45)
- ・読み方(ひらがな)
- このはなしどこのことともゆわんでな
みえてきたればみなとくしんせ
- ・読み方(ローマ字)
- Kono hanashi doko no koto tomo yuwan de na
Miete kitareba mina tokushin se
- ・注釈
- 今まで述べたこの諭しは、別にだれの事とも明示はせんが、何れ早晩現れるであろうから、その時になれば合点出来る。
(註)以上三首に関連する史料としては、明治五年大和国東若井村の松尾市兵衛の話が伝えられている。市兵衛はお道に非常に熱心で、立教当初は高弟の一人として教えの取次に尽すいしていたが理屈っぽくて気の強い人であったから、肝心自分の事になると親神様のお諭しを素直にそのまま受け容れる事が出来なかったので、親神様からお手入れを頂いていたその長男は盆の十五日に迎え取りになった。
- ・英語訳
- By this talk, I do not indicate anyone in particular.Become convinced, all of you, when it is seen.
- ・中国語訳
- 所諭未指何人事遲早顯現可悟知