第二号二五
高山のをいけにハいた水なれど
てバなハにこりごもくまぢりで(2-25)

・読み方(ひらがな)
たかやまのおいけにわいたみずなれど
てばなはにこりごもくまじりで
・読み方(ローマ字)
Takayama no oike ni waita mizu naredo
Debana wa nigori gomoku majiri de
・注釈
山奥の池に湧く水は、清らかで濁って無いはずであるにの、出端は濁って塵が混じっている。
(註)高山のをいけにハいた水とは、人間をたとえて諭されたもので、人間は最初に生み下ろされた時は、だれも皆清浄な心の持ち主であるのに、今では自分の慾のためにほこりを積み心が濁って来ている。「てバな」は、出端で、先ず湧き出る塵あい混じりの水の事で、入信当初の事を仰せられたものと解する。
・英語訳
Though it is springwater that fills the pond in thehigh mountains, yet at its spout, it is mixed with mud.
・中国語訳
高山池水本清冽初湧混濁因夾埃
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